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 あるある!…………ないですか?


 ちょっとネタ溜め更新が難しくなってきたので、これからスローペースになるかもです。
 この一ヶ月が激しすぎただけですけどね!



 本日はランジエCPの例のシーン(こちらの最初の方で紹介しています)の妄想パロ小説です( ̄ω ̄)
 ほんのりランテチ風味です。あと多少ネタバレがありますのでご注意ください。

 また、魔法の設定に関しては、細かいことは忘れた&わからないので9割方捏造です。
 「ん?」とお思いになったところがあれば「※イメージです」「※個人差があります」をつけてお読み頂くか、ご指摘頂けると嬉しいです☆







【ramification】





 樹木のみずみずしい香りに包まれているこの地は、深呼吸をせずにはいられないほど気持ちの良い空気だ。
 鳥の歌声、葉と葉の触れ合う音、水の滴る音――ここから一望できる風景も、見上げた空とのコントラストも美しい。
 ――しかし。しかしだ。

「…………。 どうやって降りよう……」

 直近の問題は、この断崖絶壁とも言うべき場所から、どのようにして大地に足をつけるかだったりする。


 ケルティカの地下アジト。
 つい数分前、公爵令嬢がアノマラド南部へ外出されたという情報に興味を持ち、メイリオナ様と作ったワープサポーターを使ってテレポートした。動作テスト込みだったが、構造にも計算にも狂いはなかった……はずだ。
 しかし移動した先は、お世辞にもナルビクとは言えない場所だった。
 観光や避暑地として来るならば――もしここがアノマラド南部であれば、最も適した場所かもしれない。しかし残念ながら、今はそれどころではないのだ。
 まさかこんな足止めを食らうとは。

 ――下は……何かの店か?

 葉の隙間から恐る恐る下を伺うと、店の看板やドアらしきものが見えた。
 私は高所恐怖症ではない。が、落ちると命に関わる高さが平気というほど、高い場所に慣れてもいない。
 しかし見たところ、ここは巨大な樹木でできた町だ。ならどこかに必ず足場となる部分があるはず。真下だけを見ていると絶望的だが、遠回りをすれば必ず降りられる。
 腕をまくりながら自己暗示のように心の中で何度も呟き、そっと近くの枝に足をかけた。

 が。

「――っ!?」

 その枝は、私の足を拒むには十分すぎるほど水分を含んでいた。
 反射的に近くの枝を掴んだが、若干太すぎたらしい……掴むというよりは指をかけているだけの状態だ。握力はある方だが腕力はそうでもないし、ただでさえ左手は――。
 3分、いや1分もつかどうかも怪しい。他の足場を確認したいところだが、もちろんそんな余裕もない。
 一つわかっているのは、この状態で落ちると、降りたかった地面ではなく「この町の根元」の方に落ちてしまうという恐ろしい事実だ。
 しかしこんなところで死ぬ訳にはいかない。いちかばちか、手を伸ばした程度の距離にある細い小枝に飛び移って――

「何してるんですかぁ?」

 唐突に声がかかった。驚いて指を離してしまいそうになったのを、ぐっとこらえる。
 さぞかし間抜けに見えるのだろう……大きなリボンのついたワンピースを着た金髪の少女が、きょとんとした表情で私を見上げていた。もちろん知らない子だ。

「…………!」

 恥を忍んで、助けてもらえませんか、と言おうとしたが言えない。一言でも発すれば指を滑らせてしまいそうなのだ。
 少女は少し首を傾げたのち、何か思い立ったように、ぱんっ、と手を合わせて言った。

「あっ、もしかしてサーカスの人ですか? すご~い、こんなところでも練習するんだ!」

 ――そんな訳があるか!

 全力で突っ込みたかったが、残念ながらできない。
 なぜ私を見つけたのがこんな子だったのかと、自身の運命を呪う。

「…………。 あの、もしかして困ってますか?」

 ――見ればわかるだろう!!

 再び心の中で叫んだ。完全に自分が悪いということはわかっているが、そう言いたくもなる。
 それが多少なりとも顔に出たのか、少女は両手を胸の前で組んであたふたし始めた。……いや、もういいから助けを呼んでもらえないだろうか。
 今度はこちらを見たまま、何やら右手指を唇に当ててぶつぶつ呟き始めるし。慌てていたのが一変、「いやぁね、何あの人……」という態度になってしまった。ひどいものだ。
 指が少しずつ木の枝からずり落ちるのを感じながら、ため息をついたその時。

「!?」

 足がついた。……どこに!?
 恐る恐る足踏みをしてみる――これは。

「立てる……」

 ゆっくりと指を離した。足元にはこれまでになかった木の枝が多数出現している。
 まさかと思って見ると、少女が木に右手をつき、こちらを心配そうに伺っていた。私は新しくできた枝を渡り、一番低い枝から少女のそばへ飛び降りた。
 ――先程、唇の辺りに指を当てていたのは……「力の言葉」によって魔法を発動させようとする行為だったのか。
 と、納得したところで、右斜め前に見えていた店の扉が勢い良く開き、危うく鼻頭をぶつけそうになった。
 出てきた人物が呆然とした顔で木を見上げる。

「なっ……んだ、これは……!?」
「チェドロさん! これは、えっと、その……」
「君の仕業かぁー!? 変な音がすると思って出てきてみれば、店の形がっ……!」

 ――ふむ。
 色々と聞きたいことはあるが、まずこの少女が怒られるのは避けねばならない。
 一歩前に出て頭を下げる。

「すみません、これは私のせいです」

 ドアの陰に隠れる形でいた私に気付いていなかった主人は、驚いて振り向き、次に眉をひそめた。

「君の?」
「ええ。 私はこの町に観光に来た者ですが、この地の構成に大変興味を持ちまして。
 あちこち夢中で調べていると、いつの間にかあんなところに登ってしまいまして、仕方なく彼女に降ろしてもらったのです。 お恥ずかしい限りで」
「そうだったのか、まったく……。
 随分若いようだけど、君は学院の生徒か? 勉強熱心なのはいいことだけど、無茶な真似をするんじゃない。 店の形を整える時に使うはしごを貸すから、これからは一言声をかけてくれ」
「はい、ありがとうございます。 申し訳ございませんでした」
「まあ、大事に至らなくて良かったよ」

 はぁー、また枝を切らないと……と肩を落としながら、再び店の奥に消えていく主人。
 一つ大きな嘘はついたが、まあ全体的には脚色程度だ。……できることならもっとそれらしい嘘をつきたかったが、そのためにこの少女が悪者にされるのは心苦しい。なんせ命の恩人だ。

「……さて」

 嵐も去ったしと、改めて少女の方に向き直る。

「ありがとうございます、助かりました」

 深々と頭を下げた。
 少女はにっこり笑ったかと思うと、突然青くなって私の手を取り、

「大変、ケガしてる!」

 慌ててハンカチを取り出して腕に巻いた。見ると、確かに右手首の辺りから血が流れている。
 そういえば、足を滑らせた時に腕をすりむいた感覚があった。それどころではなかったのですっかり忘れていたが、言われて初めて痛みが襲ってくる。

「ごめんなさい……わたしは体力を回復させることはできても、傷を治すことはできないんです」

 少女はハンカチの上から傷に手を添え、泣きそうな顔で言うと、すぐに病院に見せに行きましょうと、そのまま私の手を引いた。

「いえ、このくらい平気です。 ありがとうございます。
 ところであなたは魔法師ですか? 見たところかなりの使い手のようですが」
「あ、はい! まだまだ未熟ですけど、がんばって勉強してますっ」

 少女の顔がぱっと明るくなった。
 ――未熟、か。
 この子が未熟なら、ワープサポーターさえ上手く作動させられない私はどうなるのかと、心の中で苦笑する。
 何らかの方法でこの町を構成する樹木の一部に干渉して、成長を促進させた。しかもただ成長させただけではない、枝の数や伸びる方向まで思う通りにしたのだ。その計算から発動までをほぼ一瞬で行ったのだから、ただ者ではない。

「そうですか、機会があればぜひ魔法を教えて頂きたいです」

 それどころか専属講師として「民衆の友」に迎え入れ、今後いくつも必要になるであろう、様々な装置の研究開発に携わってもらいたい。……というのが本音だが、さすがにそういう訳にはいかない。
 少女は、はい、と笑うと、何か呪文を唱え始めた。同時に足元から光が噴き出す。

「な……!?」

 先程の件で余分に消費された体力が、異様なスピードで回復していくのがわかる。
 マナを一箇所に集中させ、テシスの生命エネルギーを対象に向かって光という形で噴出し、それを浴びさせる回復魔法か。
 存在は知っていたが、実際に体験――どころか、目の当たりにするのも初めてだ。

「ごめんなさい、わたしそろそろ行かなくちゃ。 病院、ちゃんと行ってくださいね」
「あ……はい、ありがとうございました」

 驚愕することばかりで呆けていたのか、つい間抜けな声を出してしまう。
 少女は丁寧にお辞儀をすると、ワープポイントの方へ駆けていき、消えてしまった。……ここがどこかを尋ねることはできなかったが、これから確認すればいいか。
 あと少女の名前を聞いていないが、聞けば私も名乗らなければならなくなる。偽名を使うにしても、あまり多く作らない方がいい。いつ、どこに、どのような縁ができるか――あるいは既にあるか、わからないからだ。
 たとえ命の恩人でもそれは変わらない、あれほどの魔法の使い手ならなおさらだ。意外とここでは有名人という可能性もある。
 少し残念だが、どうやら観光に来た子という訳ではなさそうだから、また今のような形で会えることもあるだろう。

 ――しかし、一つだけ気になるのは。

『わたしは体力を回復させることはできても、傷を治すことはできないんです』

 あの時の表情だ。
 大した傷ではないのに、なぜあそこまで苦しそうな顔をするのか。

「……何かあったのだろうな」

 少し心が痛んだ。そしてそこまで思ってふと気付く。
 花柄の刺繍されたピンク色のハンカチ――一瞬のこととはいえ、返すのをすっかり忘れていた。
 ハンカチがないと困るだろう。もしかしたら私がここにいる間にあの子が戻ってくるかもしれないので、念のため雑貨屋で購入しておくことにした。

「すみません、ちょっと伺いたいのですが――」

 そして近くの少年に声をかける。今、自分がいる場所を確認するために。


 ――まだ始まったばかりなのだ。
 この世界で起こっていること、これから起ころうとすること、そして私が起こしていくこと。
 常に世の情報を把握し、最善の選択をもって、私の考える最良の道を世界に示さねばならない。
 テシスという大地に根を張った老木を切り倒し、新たな樹木を植え、人々という枝がそのエネルギーで伸び伸びと成長していける世界を造る。そして守る……様々な形や色をした葉や花をつけることのできる、一つたりとも同じもののないそれらを。
 枝は生涯、樹木を離れることはできないけれど――それが真の自由というものだから。










テチ「木の枝にぶら下がって真っ青になってたくせに、何を偉そうに言ってるんですかぁ?」

ランジ「もう一つ気になるのは、少女が私をサーカスの人だと勘違いしたままではないかということだ」


 お読み頂きましてありがとうございます。
 本当は別の小説を掲載する予定だったのですが、色々と苦しくなってきたのもあり、先にこんなものを出してみました。次に掲載する話はこれに続きますので、「CPの流れから派生したパロ」という形になります。
 まだCPで2人が会うところまで進められていないので(/_;)

 ちなみにCPのランジエは、誰にも気付かれず上手く足場を探して無事に降りられたのだと思います。
 間抜けにしちゃってごみんねヽ(´ー`)ノ
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06/23|小説・会話コメント:(7)トラックバック:(0)TOP↑
この記事にコメント:
1 ■いいなー
なにこれ凄いです

お願いですから文才分けてください☆

私もこんな小説書けるように頑張りますね♪
From: 紅月姫愛 * 2011/06/23 02:02 * URL * [Edit] *  top↑
2 ■いえいえ
>めあさん
 文才とかないですよほんとヽ(´ー`)ノ 時間もかかりまくりですし。
 それに一人称って書きやすいんですもの!てへ。
 めあさんのクロジョ小説も続きが楽しみです(* ̄∀ ̄)
From: ハクスイ * 2011/06/23 21:04 * URL * [Edit] *  top↑
3 ■おじゃまします
こんばんわ!たけいです。
先日はリンクありがとうございました。
ハクスイ様の書かれたランテチが読めて私は幸せです!!
ハクスイ様の文才に跪いてひれ伏したいです!

私はランジエのチャプターがちょうど小説のところまでしか進んでいなかったのでタイムリーネタでしたw
ふつつかものですが、これからもよろしくお願いします!
From: たけい * 2011/06/24 00:16 * URL * [Edit] *  top↑
4 ■いらっしゃいませー!
>たけい様
 コメントありがとうございます~。
 いえそんな大げさなっΣ( ̄□ ̄;)
 今回はランテチというほどの代物ではありませんが、次回からはがっつりランテチ路線で行きますよフフフ……!

 私もまだテチと会うところまで行ってないです(;_;) ので、そのためにレベル上げて見ますよ!なんとしても!

 こちらこそ、今後ともよろしくお願いします♪
From: ハクスイ * 2011/06/24 22:54 * URL * [Edit] *  top↑
5 ■本当に
ふむ、内容ほっとんど読んで無い俺が言うのもなんだけどさ
面白いじゃん!才能あるー!
From: ごめんなさいkemi。 * 2011/06/25 08:56 * URL * [Edit] *  top↑
6 ■ランテチざわ・・・
全く考えもしていなかったCPキタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!

ぜぇっぜぇっ

私ランジエもCPは進めてないわ、テチはやったことないわで二人がどんな関係にあるか全くわからないんですけどね。
はくさんの「アナザー」、面白そうなので是非シリーズ化希望ですw

マキシも見たいですね(真顔)


---
最近お会いすることができなくて
ペットもネジばかりで重いでしょう……^p^
メッセもぜひぜひしたいので、今度耳打ちか1:1
飛ばさせていただきますねっ!
From: ぐりたん * 2011/06/25 09:26 * URL * [Edit] *  top↑
7 ■ヽ( ´ー)ノ
>けみけみ
 ハクスイは満面の笑顔で言った。
「ちょっと表出ろや」

>ぐりたんさん
 私もちょっと前までは考えもしなかったですようひょー!
 ほんと神の声としか言いようが……。

 もちろん続きますよ!捏造設定がさらに暴走している内容ですけどね!
 小説はキャラのバックグラウンドを知らないとなかなか書けないので、マキシネタの場合はとんでもないぶっ飛んだ設定になるかと思いますっヽ(´ー`)ノ

 確かにネジ大量に持たせてますね(笑)。
 私の方からもこっそり飛ばしますので、ぜひよろしくお願いします│ω ̄)ノ
From: ハクスイ * 2011/06/25 15:17 * URL * [Edit] *  top↑
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